保育園の「常識」と「非常識」-同じ行為、異なる価値観 本日は、私の体験に基づいて、園による異なる方針のエピソードをお話しいたします。勤務する保育園で、ある日の夕方、私はプラスの女の子の髪を三つ編みにしていました。しかし、副園長によると、この行…
トモの好奇心と家族の葛藤物語(前編) 親としての役割は、子どもの年齢とともに変化していきます。時には、親自身身の恐れや不安に直面し、それを乗り越える必要もあるでしょう。トモは、その輝く目といつも何かを発見しようとする姿勢で、周…
子育ての鍵:自信を育む子育てとは? 子どもが、前向きに、人生を生きていくためには、「自分で考え、自分で決めて、自分で行動すること」が不可欠です。このような積み重ねが、『自信』をつける過程になります。子育てや教育において、最も…
保育現場で見つけた公平性の課題と解決策 お昼寝から目覚めた子どもたちがトイレを済ませ、おやつの時間を迎えます。A君は寝起きが特に悪く、保育士の寄り添いが必要でした。彼がやっとのことでおやつのテーブルに着くと、保育士同士の会話が耳に…
子どもの「ずる賢さ」、実は未来のリーダーの始まり? 保育園では時おり、子どもの「ずる賢さ」に出会うことがあります。幼い子どもの嘘だと大人はすぐに気づきますが、これは単なる嘘ではなく、むしろイニシアティブの表れではないかと思います。イニシアテ…
子どもと深くつながるコミュニケーション|思春期の子育ての悩み 子育ての悩みは、子どもが成長するに連れ、悩みも変わっていきます。年齢が小さい頃は、子どものことは、なんでも分かっていたのに、思春期になると、子どもが「何を考えているのかわからない」と感じる…
すぐに泣く子は弱い子? 強い子に育てるためには、どうしたらいいの? 保育の現場では、感情豊かな子どもたちにとって、泣くことは頻繁に起こる自然な現象です。しかし、残念ながら、保育者が子どもたちを無理に泣き止ませるように支援する場面や、「泣くな」という声を耳に…
小学校に上がるまでは、「ごめんね!」を言えなくていい。 保育の現場で子どもたちに「ごめんね」と言わせる習慣は一般的です。今日は、子どもたちの心理的発達という観点から、小学校に進学する前の子どもに「ごめんね」を指導する際に、注意すべき点について考…
4歳児のクラスが学級崩壊したことで教えてくれたこと 本日は、かつて、私が担当した4歳児のクラスで起こった忘れがたい経験をお話しします。ある一人の男の子の行動が、思わぬ方向へとクラスを導きました。彼は、他の子どもたちが平均台の上を歩いていると…
子育ては完璧じゃなくていい 子育てって、本当に大変ですよね。子どもは小さい頃は、夜中に泣かれて眠れなかったり、子どもが何にでも「イヤ!」って反抗する・・・こんな毎日を送っていると、時には「もう疲れた…」と感じることもあ…