これだけはおさえておきたい子どもたちの未来を育む愛情の力|オンライン子育てコーチング
2023/08/18
3年前のFacebookのストーリーズのアーカイブを見ると、当時の私は「自分のやりたいことを叶え輝く人生」「できると信じ諦めない心」という言葉を綴っていました。
3年が経った今でも、私の心にはその時と変わらない想いが鮮明にあります。特に「できると信じ諦めない心」というフレーズは、自分の確固たる信念と、夢を追い求める意志を表しているように感じます。
しかし実際には、そんなかっこいいものではなく、時折、浮かんでくる「諦めた方が楽かもしれない」「果たして本当に達成可能なことなのか?」という疑念が生じ、不安との葛藤もありました。だからこそ、「自分を信じたい!」という心を表したのが、「できると信じ諦めない心」という言葉でした。
過去、保育現場で働いていた頃には、「適当にやればいいのに」「努力しても見返りが少ない」という声も耳にしました。そして子育て支援の仕事に転身してからは、「教育は経済的な利益にはならない」「子育てを他人に任せる方が受け入れられやすい」という意見に接することが増えました。
なぜ、子どもたちの未来や心の成長よりも、収益や需要を重視することが多いのでしょうか。心の発展や成長を軽視し、結果や経済的利益のみを優先する状況には、どのような理由があるのでしょうか。
私は今でも短時間ではありますが、保育現場で働いています。そして、以前と同様に「いさか先生は優しいから」「子どもに怒ってください」という言葉を耳にすることがあります。しかし、私は、優しいから怒らないのではなく、子どもに怒る必要がないから怒らないだけです。怒りを表すときは、子どもの安全を守るためにや、「ここぞ!」という状況の時で十分であると私は考えます。
特に乳幼児期においては、過剰な怒りは子どもたちにとっては、全く必要ないと思います。怒らないということは、「過度な甘やかしだ」という懸念があるかもしれませんが、その心配は不要であると私は信じています。 常に優しく寄り添い、大切にされる経験は、本人の心を育むだけでなく、他者への思いやりの心を養います。そして、その状況を見ている周りの子どもたちの心も育むことができるのです。
「何度も言ってもわからないの!」や「いい加減にしろ!」と怒られて育った子どもたちが、優しい大人になることは難しいと感じます。子どもの心を傷をつけるような言葉が出る時には、「心を育むことの大切さを認識しましょう」。と、私は言いません。心が大事だということは、もうすでに知っているはずです。「心を育むことの大切さを認識しましょう」。と、私は言いません。心が大事だということは、もうすでに知っているはずです。知っているけれど、大切なことも分かっているけれども、だからこそ、思うようにできない自分に悩むのです。大人の心が満たされていないとき、そのような言葉が自然に出てしまうのです。そして、自分の発した言葉を反省して落ち込むのではないでしょうか。
心を育むためには、日々の積み重ねが不可欠です。大人の心が満たされていないと、子どもの心を育むことはできません。子どもの可能性を伸ばすサポートをするためにも、まずは、あなた自身の心のケアを大切にしましょうね。
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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