保育現場の不協和音:子どもへの教育を振り返る|オンライン子育て相談
2023/07/18
本日は、保育現場で、私が感じている不協和音をお話しします。
保育の現場の悪口ではなく、子どもたちに対して、より一貫した教育をするための振り返りの材料としていただけると幸いです。
たとえば、子どもが、お片付けをするとき、先生は「おもちゃは投げないで、そっと片付けてね」と声をかけています。それは、ものを大切に扱うということを伝える意味でも重要なことだと思います。
しかし、一方で、先生が、子どもの侵入を防ぐために設置している衝立をまたいだり、オムツや服を渡すときに、投げて私のはいいのかな。といつも、疑問に思ってしまいます。
厄介なことは、先生側には、衝立をまたいだり、オムツや服を投げることに理由があるところです。理由があると、暗黙の了解でとなり、許容されてしまいやすいということが、難しいところです。
子どもがルールや安全対策に反する行動をした場合、大人は、躊躇なく子どもに注意を促すことができます。また大人同士でも、その現場で長年働いていたり、上の役職の人は、注意をしやすいですが、反対の立場から、注意をするのは難しいものです。
私にできることは、自分が良いモデル行動をすることが精一杯なのですが、「先生、いちいち、手渡してくれなくてもいいですよ。投げてくれていいですから」。と言われる度に、心がざわつきます。
子どもに、あれこれ言わなくても、大人がいいモデムをしていると、子どもは自然に学んでくれることを知っているだけに、歯痒さを感じる、今日この頃です。
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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