子どもの喧嘩|危険な仲裁の仕方
2023/03/12
おはようございます。
子育てコーチングにイサカユキです。
兄弟姉妹関係では喧嘩はつきものですよね?
喧嘩の原因は、モノの取り合いだと仰る方が多いのではないでしょうか。
保育園では、おもちゃの取り合いなどは日常茶飯事で起きます。
今回は取り合いの仲裁に入る際に、保育者が大切にしてしていることについてです。
大切にしているポイントが分かると、喧嘩が起きたときに親としてどう対応すべきか分かります。
保育園でよく起きるケースは、
「自分が使っているおもちゃをお友だちに取られた」
「お友だちの使っているおもちゃが欲しい」
「独占しておもちゃを使っていることを指摘されたことに腹が立つ」
「仲間に入れてほしい」などです。
このような時には、大人の基準で良い悪いの判断をせず、まずは両者の気持ちを受け止めることを何よりも大切にしています。
やってしまいがちなのは
「保育園のおもちゃは、みんなのおもちゃだから、〇〇ちゃんにも貸してあげてね」
「こんなにたくさんおもちゃがあるから、一つ貸してあげてね」
「独り占めはダメだよ」などという言葉かけです。
そのような言葉かけは、「おもちゃを全部使いたいという気持ちを受け止めてもらえなかった」と子どもが感じとります。
“他人への思いやり”ができるようになってほしいと思ったら、まずは、“自分の思いを受け止めてもらえる体験”が必ず必要です。
この体験があってこそ、相手への思いやりの心が育まれていきます。
しかし「できるだけ早くトラブルを治めたい」という大人の気持ちが先走るのか、大切なステップをすっ飛ばした対応をしてしまうことがあります。
受容された経験の積み重ねで、相手への受容の心が育まれます。
心の土台づくりが受容体験です。
土台づくりを疎かにしていると、子どもの人生に大きな影響を与えることになります。
子どもに気になる姿があれば、すぐにご相談くださいね。専門家にお繋ぎすることもできます。
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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