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気づきを与えるコミュニケーション|オンライン子育てコーチング

気づきを与えるコミュニケーション|オンライン子育てコーチング

2024/05/26

気づきを与えるコミュニケーション:理解と共感を深める方法

相手に気づき与えるコミュニケーションをする上で、あなたはどんなことを意識していますか?

私が考える「気づき」とは、こんなことです。

 

たとえば、洋服のタグが首の後ろについているところを、前に付いていると勘違いしている人がいたとします。

 

その人に正しい情報を伝える最も早い方法は、「実は、洋服をいつも逆に着ていますよ。洋服のタグが前に来るのは間違っていますよ。」と、単刀直入に伝えることです。

 

「教えてくれてありがとう」と感謝してくれる人もいれば、恥ずかしさや不快感を覚える人もいます。

 

もともと私は、相手の気持ちを考えて言いたいことも言わないタイプでした。しかし、保育の現場で「子どものため」という情熱が高まるにつれて、職員会議の場で保育における問題点を発言するようになりました。

 

しかし、伝えたい想いが全く伝わらず、誤解されることが多々ありました。その原因は、私の話し方に問題があると思い、コミュニケーションスクールや人材育成の研修に多く参加しました。内向的な性格と話すことへの苦手意識がさらに強まる一方でしたが、それでも「子どものために」という想いを抑えることができず、学びを続けた結果、コーチングと出会いました。

 

そして、私が伝えたいことが伝わらなかった本当の理由が明確になりました。それは、正確な情報を伝えても、相手がどう感じるか、どう受け取るかは、相手次第だということです。

 

「どうして分かってくれないの?」「どうして理解できないの?」と、伝わらない理由を相手の問題にしている間は、伝えたい想いを伝わるようにする方法を見つけることはできません。

 

しかし、一つの方法を試したら、伝えたい想いを言わずとも、相手から積極的に聞いてくれるようになりました。それは何だと思いますか? 私の場合は、相手に興味を持つということでした。

 

私は、興味があるものを、もっと知りたい!という好奇心が湧いてきます。この好奇心をうまく使うと、上手に話をしようとか、相手を説得しようとか意図せずに、まずは、聴くことができました。そして、そんな背景があったのかと相手の良さを知ったり、私は誤解していたなと気づきがあります。その気づきは、相手と会話する時の表情や言葉に自然に現れ、伝えたい想いを言わずとも、相手から積極的に聞いてくれるようになったのです。

 

これを再現性のあるやり方で説明すると以下のようになります。

 

聞くことを優先する: もしかすると理由があって前後、反対に着ている場合があるため、服の話題から始めます。例えば、「その服のプリントかわいいですね」といった形で話を聞き、自然な流れでタグの位置について触れることができます。

このように話をすることで、相手に自分から問題点を見つけてもらい、自己発見の機会を提供することができます。これが相手に「気づき」を与える重要なポイントです。

 

気づきを与えられたら、すぐに行動を起こせるように、解決策の提案や、一緒に解決策を見つけてあげることで、正しい情報を相手が受け取りやすい方法で伝えることができます。

相手の立場や感情を尊重しながら、正しい情報を伝えることで、より良いコミュニケーションが図れるでしょう。

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代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目

才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング

コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催

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