2部: 子育てから得た鏡の法則と必然の法則|オンライン子育てブログ
2023/09/10
我が子の強迫神経症から学んだ「相手を理解する」大切さ
今は完治していますが、我が子は、一時的に手洗いを止められないない時期がありました。家族が、手を洗うのは止めるようと言っても、彼にとっては、手が十分にきれいになっていないと感じ、手洗いをやめることができませんでした。その結果、彼の手は真っ白な手袋をはめているかのように見えました。彼は、強迫神経症になっていました。当時の私は、彼の家族への気づかいや苦しさを理解しないで、彼の手洗いをやめさせようと必死でした。
彼が、手洗い止められなかったのは、自分自身がバイ菌だと感じていたからでした。だから、彼は、自分が触れたものが全て汚れて不潔になると感じ、家族への気遣いもあって、手を洗い続けていました。心の中では、「手洗いをやめたいけれど、それができない」という苦しさとの戦っていたのです。
鏡の法則と必然の法則:子育てと心の鏡
最近、野口嘉則氏の鏡の法則(サンマーク出版)を読みました。野口氏の鏡の法則は、私たちの心の中にある信念や感情が、現実の出来事を反映するという考え方です。この原則を理解することは、子育てにおいて非常に有用です。なぜなら、子どもに起きている原因は、自分の内面に焦点を当てることで、答えが見つかります。
同様に、必然の法則は、原因と結果の関係を強調しています。親の行動や言動が子どもにどのような影響を与えるかを考えましょう。親が子どもの感情を尊重し、理解する態度を示すことは、子どもの健全な発達に寄与します。この原則を活用することで、親は子どもの成長を促す手段を見つけることができます。
感情コントロールスキルの重要性と次のステップ
子どもは本来、親を尊敬し、親をモデルにして成長します。親は子どもの鏡であり、子どとは親の鏡でもあります。保育の現場であれば、子どものモデルは、保育士や幼稚園教諭です。子どもに影響を与える大人が、自己認識を高め、成長している姿こそが、最高の教育だと私は考えています。
大人も完璧ではありません。大人自身が成長し続けることが大切です。親子が、お互いに成長し合うことが、子育ての本質ではないでしょうか。
子育てにおいて新たな視点を持ち、自身の子育てを振り返ることは、自身の気づきへの扉を開けてくれます。一歩ふみだすことで、大きな変化をもたらすかもしれません。そして、その一歩は、後々に大きな差になるでしょう。子どもの感情を受け入れることは、子どもの健全な発達に不可欠です。
子どもは、自分の感情を受け入れてくれる親がいることで、安心感と自己肯定感を育むことができます。また、感情を受け入れることで、子どもは感情をコントロールするスキルを身につけることができます。しかし、子どもの感情を受け入れることは、簡単ではありません。だからこそスキルが必要です。
感情をコントロールするスキルを身につけ、子どもに安心感を与え、自己肯定感を育むために、次のステップとして、感情を理解し、受け入れ、適切に対処する方法を学ぶことが大切です。そして、子育ての道のりで、親子共に成長し、良い関係を築いていけることを願っています。
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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