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失敗とリスク回避に焦点を当てる保育現場の限界|オンライン子育てコーチング

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失敗とリスク回避に焦点を当てる保育現場の限界|オンライン子育てコーチング

失敗とリスク回避に焦点を当てる保育現場の限界|オンライン子育てコーチング

2023/07/05

「子どもたちの自主性や創造力を育みたい!」と願うのは、誰もが共通して持つ願いでしょう。

 

しかし、昨今は、自主性や創造力を育むための集団活動が逆効果になっていることに注力することが必要ではないでしょうか。

日本の多くの保育現場では、安全面への過度な配慮や結果重視の大人の価値観によって、子どもたちの本来持つ「やってみたい!」という気持ちが奪われてしまっているのが現状です。

 

大人になれば、やったことがないことに踏み出すためには、とても勇気が必要です。

挑戦するためには一歩踏み出すことが必要だということも、失敗を恐れないで、まずはやってみることが大事だということは知っています。

 

それに対して、子どもはどうでしょうか?

知らないこと、新しいことに出会うと目をキラキラさせて、失敗をすることなんて考えてやっていません。「自分はできる‼︎」と意欲満々です。そして何度も何度もチャレンジをしています。

 

それなのに、保育の施設では安全対策やルールを守ることに重視することで、子どもたちが、すでに持っている素晴らしい意欲をなくすような取り組みばかりが強化されていく一方です。

 

もちろん安全や成功の追求が重要ですが、現在は子どもたちの失敗やリスク回避に過度に焦点が当てられすぎて、子どもたちの自己成長や挑戦する機会がどんどん減っているというのが現状です。

 

生きていく上で、自ら問題を解決し、失敗を通じて学ぶことは重要です。

 

研究でも、子どもたちが自主的に取り組む意欲や創造力を養うためには、困難や挫折を経験することが必要であることが明らかにされています。

しかし、実際の保育現場では、この理論が実践されず、失敗やリスクを避ける傾向が見受けられます。

 

このような現状を踏まえ、私は、子どもたちの自主性や創造力を育むためには、大人自身が自分の本当にやりたいことを見つけ、それを実現する体験をすることが重要だと考えています。


具体的な事例として、私の友人である園長のケースを挙げてお話しします。

 

彼女は、今現在、朝6時に家を出て夜10時まで働いています。

前職では、身体の健康を害したため、非常勤職員として1日5時間勤務の契約に変更しで働いていました。

 

今となっては、このときにゆとりを持って働いた期間が充電期間になり、「一生、現役で働くことが自分の生き甲斐だ」と現在、園長という立場で、保育園の立て直しをするのに意欲満々で取り組んでいるようです。

 

彼女の場合、もともと書類を書くこと得意なので、その得意分野を活かせることも、長時間労働を支えているモチベーションになっているようです。ちょっと働きすぎ感はありますけどね。(^◇^;)


つまり、大人も子どもにも、モチベーションとなるものは内在するものです。

それを活かす機会や場所があれば、とてつもなくエネルギーが湧いてきます。

子どもの「やりたい!」を家庭で、思いっきり挑戦させてあげませんか。

あなたのサポートは、「子どものミカタ」がサポートさせていただきます。

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代表: 井阪 有希
〒596-0825
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幼稚園教諭5年・保育士20年目

才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング

コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催

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