子育てのアドバイスは危険！？

相談者さんを苦しめるアドバイスとは。

私は25年間、保育現場でたくさんのお母さんの子育ての悩みを聞いてきましたが、

「先生のように上手にできない」とか

「子どもは、家では保育園と全く違う」という声をたくさん聞いてきました。

さらに、先生のアドバイスを実践して上手くいかなかった場合、

お母さんの自己評価が低下し、悩みが深刻化していることも見てきました。

 

子育ての悩みを解決するためには、アドバイスや正しい情報よりも、

相談者自身が問題を解決できるようにサポートすることが必要です。

 

「子どものミカタ」では、

相談者さんの気持ちや状況を丁寧に聞いて、整理することから始めます。

それは、相談者さんそれぞれの家庭環境や状況が異なり、得意なことも苦手なこともあるからです。

しかし、適切な聞き取りをせずにアドバイスをしてしまうと、

返って相談者さんを苦しめたり、間違ったアドバイスをしてしまうことになりかねません。

自分で問題を解決することの最大のメリット

相談者さんが自分で問題を解決することの最大のメリットは、

自分で考えて解決した体験によって、自己評価が高まり、

自信を持って子育てに取り組めるようになることです。

 

子育ては決して簡単なことではありません。

子どもが成人になるまでには、

さまざまなことが起こり、問題も大きく複雑になっていきます。

 

情報やアドバイスを得ることは、子育てにおいても重要なことですが、

問題が発生したときには、すぐに人に頼るのではなく、自分で考えて解決することが大切です。

自己解決の力を身につけることで、問題に直面した場合でも、ご自身で解決できるからです。

 

そして、親が自己解決の力を持っていると、子どもたちにも良い影響があります。

親が自己解決の力を持っていると子どもの自己解決の力が育まれるからです。

自分で問題を解決することのできる子どもたちは、将来にわたって自信を持って自分の人生を歩んでいくことができますよね！

子育ての悩みや問題解決には、一人で悩まずに相談することも大切ですが、相手からのアドバイスに頼りすぎず、自分自身で考えて、自己解決の力をつけること意識してくださいね。