「分かっているのにできない」のはなぜ?子どもに怒ってしまう理由を脳の仕組みから解説 | 大阪 岸和田市
2026/05/14
子どもには優しくしたい。
ちゃんと気持ちを受け止めたい。
困っている背景を見たい。
そう思っているのに…
忙しい朝になると、
「早くして」が先に出てしまう。
そんなこと、ありませんか?
正しいことを知っていても、できないことがある
保育の現場では、
・子どもの気持ちを受け止める
・困りごとの背景を見る
・行動だけで判断しない
そんな関わりが大切だとされています。
だから保育者は、「大事なことだ」と理解しているだけではなく、
実践として求められている関わりでもあります。
でも、実際の現場ではどうでしょう。
・忙しい朝。
・クラス全体が動いている。
・時間も気になる。
・何度声をかけても、子どもが動かない。
そのとき、「なんでできないの?」
そんな気持ちが湧いてしまうのは、自然なことではないでしょうか?
これは、保育者だけの話ではありません。
親も同じです。
「受け止めたい」
「怒りたくない」
「急かしたくない」
そう思っているのに…
忙しい朝には、「早くして」という気持ちが、先に出てしまう。
それは、
頭では分かっていても、その場ではできない。という大きな課題があります。
“知っている”だけでは、人は変われない
・知っている。
・分かっている。
・理解している。
でも、できない…
“分かった”だけで、実際にできるようになるわけではありません。
それは、なぜでしょうか?
知識が足りないからでしょうか。
意志が弱いからでしょうか。
実は、その課題には
私たちの脳の仕組みが大きく関係しています。
私たちは、頭でゆっくり考える前に、
一瞬で反応しています。
そしてその反応は、
これまでの経験の中で、何度もくり返してきた“いつもの反応”が先に出てくる仕組みになっています。
気づけているなら、もう向き合っている
ここまで読んで、
「自分にもそんな反応があるかもしれない」
と思ったなら。
その時点で、もう変化の入口に立っています。
本当に難しいのは、できていないことに気づけないこと。
だから、「あ、私もある」と思えたなら、
自分を責める必要はありません。
それは、あなたが悪いからではなく、そういう脳の仕組みだからです。
大切なのは、その反応に気づいて、“いつもの反応”のまま動くのではなく、
自分が望む関わりを選び直せるようになること。
ここで、あなたに質問です。
子どもが、“困った子”に見えるとき。
あなたの中では、
どんな反応が起きているでしょうか。
・焦り?
・疲れ?
・時間のプレッシャー?
・イライラ?
・不安?
・「ちゃんとしなきゃ」という気持ち?
これまで、
2000人以上の方を支援する中で、
人の反応には、いくつかのパターンがある
ことが見えてきました。
そのパターンを4つに整理した、0.3秒の反応チェックシートがあります。
自分のパターンが分かると、初めて、
「この子は何に困っているんだろう?」という視点を持てるようになります。
まとめ
“分かっているのにできない”
それは、意志が弱いからではありません。
人の脳には、反応が先に出る自然な仕組み
があるからです。
だから必要なのは、
もっと正しい知識を増やすことだけではなく、
自分の0.3秒に気づくこと。
その気づきが、“困った子”に見えていた子を、“困っている子”として見るきっかけになります。
• 保育士歴25年以上/幼稚園教諭5年(現役)
• 2,000人以上の親子と伴走/才能クリエイト協会認定 上級コーチ
• メディア: サンテレビ「ネクストニッポン」出演(2025年11月放映)
• 著書: 『愛情に秘められた親のホンネ』
• 拠点: 大阪府岸和田市(オンラインで全国対応)
• 独自技術: まなざし診断「マナシン」(商標登録出願中)× AIプロンプトエンジニア資格







