現役保育士は知っている!「言うことを聞かない子」のママがやっているNG習慣
2025/01/31
「もう、どうして言うことを聞いてくれないの!」
毎日のように口にしてしまうこの言葉。私も保育現場で子どもたちと接する中で、同じ悩みを持つママたちからよく相談を受けます。
でも実は、「言うことを聞かない」の裏側には、大人の何気ない習慣が関係していることが多いんです。
今回は、現場での経験から、つい見逃してしまいがちな「NG習慣」と、その解決策をご紹介します。ぜひ日常のヒントにしてくださいね!
1. ついつい口にしてしまう「あとでね」
NG例:「ママ、遊ぼ!」 →「あとでね~」
家事や仕事に追われる中で「あとで」と言ってしまうのは仕方がないこと。
でも、子どもにとって「あとで」はどれだけ待てばいいのかわからない漠然とした言葉なんです。
そのため、不安やストレスを感じてしまうことも…。
解決策:具体的な約束をする
「あとでね」を「今から30分後」「お皿を洗い終わったら」など、具体的な時間やタイミングに変えてみましょう。
そして、約束を守ることで、子どもとの信頼関係も育まれます。
2. イライラMAXな時の叱り方
NG例:「何度言ったらわかるの!」 →「もう知らない!」
夕方の疲れた時間、子どもの行動に思わず感情的になってしまうこともありますよね。
でも、その瞬間のきつい言葉は、子どもの心に深く残ることがあります。
解決策:その場を離れる or 深呼吸
感情が高ぶった時は、その場を少し離れるか深呼吸をしてみましょう。
そして落ち着いたら、「こうしてほしかったんだよ」と具体的に伝えることがポイントです。
冷静に話すことで、子どもも理解しやすくなります。
3. グラグラ揺れるルール
NG例:「今日だけね」 → 明日も「今日だけ」になる…
特別な日を作るのは良いことですが、「今日だけ」と言いながら頻繁にルールを変えると、基準が曖昧になってしまいます。
これでは、子どもも混乱してしまいます。
解決策:ルールに納得できる理由をつける
基本のルールを守りつつ、特別な時には「今日は〇〇だから特別だよ」と説明を添えると、子どもも理解しやすくなります。
「何が特別なのか」を明確に伝えることが大切です。
3. グラグラ揺れるルール
NG例:「今日だけね」 → 明日も「今日だけ」になる…
特別な日を作るのは良いことですが、「今日だけ」と言いながら頻繁にルールを変えると、基準が曖昧になってしまいます。
これでは、子どもも混乱してしまいます。
解決策:ルールに納得できる理由をつける
基本のルールを守りつつ、特別な時には「今日は〇〇だから特別だよ」と説明を添えると、子どもも理解しやすくなります。
「何が特別なのか」を明確に伝えることが大切です。
5. ついつい比べてしまう
NG例:「お兄ちゃんの時はもっと早かったのに」 →「〇〇ちゃんみたいにしなさい」
保育現場で感じるのは、子ども一人ひとりが全く違う成長のペースを持っているということ。
同じクラスでも得意なこと・苦手なことは十人十色です。
解決策:その子だけの成長に目を向ける
昨日できなかったことが今日できた!小さな変化を見つけて、「すごいね!」と認めてあげましょう。
その子自身のペースで成長を見守ることで、子どもは自信をつけていきます。
まとめ:完璧な親を目指さなくてOK!
「これ、私やっちゃってるかも」と思っても、落ち込む必要はありません。
完璧な親なんていないし、子育ては毎日が試行錯誤です。
まずは、今日から1つだけ、できることを試してみませんか?例えば「あとでね」を「30分後に遊ぼうね」と具体的にしてみる。
それだけでも、きっとお子さんとの関係に少しずつ変化が出てくるはずです。
子育ては一人で抱え込むものではありません。
一緒に少しずつ進んでいきましょう!
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
〒596-0825
大阪府岸和田市土生町
電話番号 : 090-5901-6133
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
子育てのストレスを科学的に理解するマンガを制作中!