子どもの鋭敏な感覚から自身の成長を繋ぐ瞬間(体験談)|オンライン子育てコーチング
2023/06/23
保育園では、お迎えに車で来られる保護者の方の車種や車体の色を見て、「〇〇ちゃん、お迎え来てくれたよー」と子どもに声をかけるシーンをよく目にします。
私はそのようなことが苦手で、それができる先生は本当にすごいなと感心していました。しかし最近、もっと驚くべきことがあることに気づきました。
それが、子ども自身なのです。
いつものように、先生が「〇〇ちゃん、お迎え来てくれたよー」と声をかけると、子どもは車を見ずに「違う」と言ったのです。
「どうして違うと分かったと思いますか?」
実は、保育園の駐車場に入るまでに鉄板を踏む箇所があります。子どもはその鉄板の音を聞いていたのです。本当にすごいですよね!
子どもの成長や他人の成長は、目に見えて分かりやすいものですが、自分自身の成長には気づきにくく、自分の成長を過小評価しがちです。
私のような不器用な性格のため、時々「あの頃とは全然違う人になったね」とか「そんな過去があったとは思えないくらいだね」と言われることがありますが、自分自身ではコツコツと努力を重ねてきた結果なので、自分の変化に気づくことさえありません(笑)。
しかし、かつて「自分ではどうしたらいいのか分からず、答えを見つけるために必死だった」という時期の自分を俯瞰してみると、「頑張っていた自分が可愛いなー」と思えます。
普段は自分がうまくできていないところばかりに目を向けがちですが、「頑張ったね、私」と自分自身を褒めてあげました。
そうすると、これからの自分はどのように成長していくのか、ちょっと楽しみになってきました。
コツコツと努力を重ね、変化してきた自分に向けて、ぜひ感謝と褒め言葉を贈ってみてください。
自分の成長に気づくことで、さらなる成長へのモチベーションが湧いてくるかもしれません。
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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