「ちゃんとできた」の裏で子どもの心に起きていること|固まる反応と脳の仕組み|大阪 岸和田市

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「ちゃんと見ていた。でも、本当に楽しめていたのかな?」|大阪 岸和田市

「ちゃんと見ていた。でも、本当に楽しめていたのかな?」|大阪 岸和田市

2026/05/23

ちゃんと見ていた。

でも、本当に絵本を楽しめていたのかな?

 

1歳の部屋で、先生が絵本を読んでいました。

子どもたちは、壁ぎわに横一列。いつもの、絵本タイムの光景です。

 

そんな中、ひとりの子が、列から動こうとしました。

 

すると先生が、

「今は、見るとき」

「先生がお話ししているときは、ちゃんと見る」大きく、鋭い声で言いました。

 

その瞬間。動こうとしていた子も、他の子も、

表情はピタッと止まり、最後まで絵本を見ていました。

 

その様子を見ていた先生が、こう言いました。

「けじめは大事だからね」と。

 

たしかに、集団生活では、けじめが必要な場面もあります。

みんなが好き勝手に動いたら、活動が成り立たないこともあります。

 

それは、よく分かります。

 

でも、そのとき私は、別のことが気になりました。

 

その子は、本当に絵本を見ていたのでしょうか。

それとも、“見ていなければいけない”空気を感じて、固まっていただけだったのでしょうか。

 

動きが止まる=理解した

とは限らない

 

1歳の子どもは、まだ、大人のように

「今は絵本の時間だから、座って見よう」

と、理屈で切り替えることは、難しい時期です。

 

むしろ先に起きるのは、

大きな声にびっくりする

鋭い空気を感じる

怖いと感じる

 

そんな、体の反応です。

 

だから、ピタッと止まったからといって、

理解して切り替えた訳では、ありません。

 

びっくりして、固まっただけ。

 

絵本は見ているけれど、楽しんでいることは違う

 

ここで、考えたいことがあります。

 

絵本の時間の目的は、何でしょう。

 

静かに座ること?

先生の話を聞くこと?

 

それとも、

絵本って楽しい

お話って面白い

そんな気持ちを育てること?

 

もし後者なら、

その子の心は、絵本の世界に向いていたでしょうか。

 

それとも、怒られないようにしよう

ちゃんとしていよう

そんな気持ちで。いっぱいだったでしょうか。

 

同じ“座って見ている”ですが、

心の中はまったく違います。

 

1歳にとって。動くことも学び

 

1歳は、体を使って世界を知る時期です。

 

気になるものに近づく。

見に行く。

触ってみる。

動いて確かめる。

 

それは、ただの落ち着きのなさではなく、

学びそのものです。

 

だから、動いたことをすぐ止める前に、

なぜ動いたんだろう?と見てみる視点も、

大切かもしれません。

 

絵本より、気になるものがあった?

もっと近くで見たかった?

座っているのが。しんどかった?

 

理由は、その子にしか分かりません。

 

できたかどうかより、心がどうだったか。

それを見ることが、大切だと、私は思います。

 

ちゃんと見ていた。

けれど、本当に楽しめていたのかな?

 

そんな問いを、子どもの姿からもらった1日でした。

あなたは、「見えている行動だけで判断していませんか?

子どもの内側を見るヒントは、下からできます。

• 保育士歴25年以上/幼稚園教諭5年(現役)

• 2,000人以上の親子と伴走/才能クリエイト協会認定 上級コーチ

• メディア: サンテレビ「ネクストニッポン」出演(2025年11月放映)

• 著書: 『愛情に秘められた親のホンネ』

• 拠点: 大阪府岸和田市(オンラインで全国対応)

• 独自技術: まなざし診断「マナシン」(商標登録出願中)× AIプロンプトエンジニア資格


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