子どもが0歳の時から知っておきたい喧嘩への対応 Part1
2026/02/19
先日、園にやってきた実習生。
彼女が現場で『本当に難しい!』と頭を抱えていたこと。
実はこれ、キャリアの浅い先生や、多くの実習生が必ず直面する悩みなんです。
それは、何だと思いますか?
ズバリ、子どもの喧嘩の仲裁です。
■ 子どもは「大人の背中」をコピーする
子どもたちは、大人が思う以上に賢くて、したたかです。
大人が「正しい解決策」として教えたはずの言葉を、
彼らはあっという間に、自分を正当化し、
相手をやり込めるための「最強の武器」として装備してしまいます。
これは、私たちの脳に備わっている「モデリング」という機能によるものです。
大人が「ルール」を盾に白黒つける姿を見て、
子どもは「あぁ、こうやって理屈を並べれば、自分の思い通りになるんだ」と学習するのです。
■ 「小さな戦略家」たちが集まる4歳児クラス
この姿は、特に4歳児によく見られます。
言葉が発達し、語彙力が爆発的に増える時期。
彼らは自分の欲求を通すために、知能(言葉)を使いこなそうとします。
■ 私がゾッとした「顔色を伺う子どもたち」
かつての私も、喧嘩が起きればすぐに飛んでいき、
鮮やかに「判決」を下すのが仕事だと思っていました。
でも、ある時ふと気づいたんです。
子どもたちが、喧嘩の最中に私の顔色を伺うようになっていることに。
「先生、見て!あの子が先に持ってたよ!」
「先生、あの子が貸してって言ったのに、貸してくれない!おかしいよね?」
彼らの視線は、目の前の友達ではなく、常に「審判である私」に向けられていました。
喧嘩が、自分の気持ちを整理する場ではなく、
「どうすれば先生という審判を味方につけて、相手を負かすか」
という立ち回りの場になっていたのです。
「私は、正義を盾にして相手を追い詰める、
そんな『立ち回りの上手な大人』への階段を上らせているのではないか……」
その姿を見たときの違和感と怖さが、私の転換点でした。
お友達が持っているものをじーっと見つめ、思わず手を伸ばす。
取られた子が泣き、取った子がポカンとする。
この何気ない日常のワンシーンに、大人がどう寄り添うか。
その積み重ねが、4歳になった時の「言葉の使い道」を決定づけるのです。
4歳の「正論の罠」を解く鍵は、0歳からの「まなざし」の中に隠されています。
■ 裁判官をやめる、という決意
「私は、こんな子を育てたいわけじゃない。」
その一心で、私は長年守ってきた役割を手放す決心をしたのです。
それは、「白黒つける裁判官をやめる」
ということでした。
私が「裁判官」という看板を下ろしたとき、
子どもたちの姿、そして保育の景色はどう変わっていったのか。
そして、裁判官の代わりに私が選んだ「もう一つの役割」とは?
次回、その具体的な関わり方についてお話ししますね。
(第一部:完)
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何度言っても伝わらないのは「脳のクセ」のせい。
子どもの困りごとを可能性に変える「まなざし育児」
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「伝え方」を頑張るよりも、大切なことがあります。
子育ての8割は、無意識に反応してしまう「0.3秒の脳のクセ」で決まっているからです。
私は、保育教諭として30年、2,000組以上の親子と向き合う中で、
その「関わり方のパターン」を解明してきました。
現在は、AI解析によるタイプ診断と、長年の現場知見を掛け合わせ、
お母さんの心がフッと軽くなり、お子さんの才能が輝き出すサポートをしています。
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教育方針のお悩みはオンラインで
• 保育士歴25年以上/幼稚園教諭5年(現役)
• 2,000人以上の親子と伴走/才能クリエイト協会認定 上級コーチ
• メディア: サンテレビ「ネクストニッポン」出演(2025年11月放映)
• 著書: 『愛情に秘められた親のホンネ』
• 拠点: 大阪府岸和田市(オンラインで全国対応)
• 独自技術: まなざし診断「マナシン」(商標登録出願中)× AIプロンプトエンジニア資格








