ごめんねと言わせるのは、過干渉⁉︎子どもの気持ちを待つ大切さ
2025/09/02
今朝、自転車で出勤していたときのことです。
曲がり角で、向こうから自転車に乗った女性と鉢合わせし、一瞬その方の進路を妨げてしまいました。
とっさに私は「すいません」と声をかけました。
すると女性は、にこやかに「こちらこそ」と返してくださったのです。
たった五文字。
けれどもその一言で、私の心はふっと温かく、明るくなりました。
「怒っていたのかな」と不安になることもなく、
心に余韻を残さず、そのまま気持ちよく出勤できたのです。
この出来事から、保育現場でよく見る光景を思い出しました。
子ども同士がけんかをすると、
大人はつい「ごめんねって言いなさい」「言われたら“いいよ”って答えてね」と仲裁してしまいます。
もちろん、大人として「謝罪」と「許し」の形を整えたい気持ちはよく分かります。
けれども、その「ごめんね」と「いいよ」が、
心のこもらない“儀式の言葉”になってしまっていることも少なくありません。
表面上は解決したように見えても、
子どもの心には「本当はまだ嫌だった」「分かってもらえてない」というモヤモヤが残るのです。
実はこうした「早く謝らせよう」「早く許させよう」という関わりが、
気づかないうちに“隠れ過干渉”につながることもあります。
では、今朝の私と女性のやり取りはどうだったのでしょう?
私の「すいません」に対して返ってきた「こちらこそ」は、
ただの社交辞令ではなく、「お互いさまですよ」という温度を含んだ言葉でした。
その温度を受け取ったからこそ、私は安心し、心があたたまったのです。
子どもたちにとっても同じです。
大人に言わされる「ごめんね」「いいよ」ではなく、
「どう思った?」「どうしてほしかった?」と自分の気持ちを伝える体験や、
「そう感じたんだね」と受け止めてもらう体験こそが、安心や信頼を育てます。
そして何より大切なのは、「言えないときには、せかさなくていい」ということ。
子どもはまだ気持ちの整理ができず、言葉にならない瞬間もあります。
そんな時は、大人が代わりに優しさを示したり、ただそっと待ってあげればいいのです。
それは決して“甘やかし”ではなく、むしろ隠れ過干渉から子どもを守る関わり方なのだと思います。
【まとめ】
言葉には、形だけの“儀式の言葉”と、心を運ぶ“本当の言葉”があります。
子どもたちに必要なのは、形のやり取りではなく、「気持ちが届いた」という体験です。
だからこそ大人にできるのは、
「ごめんねと言わせる」ことではなく、
気持ちを言葉に変える手助けをすること。
たとえば——
「どうして怒ったの?」
「どうしてほしかった?」
「じゃあ、相手にどう伝えたい?」
そうやって心を言葉にできたとき、子どもたちの間に“本当の『こちらこそ』”が生まれるのだと思います。
そして、“今は言えない”時も、それでいいのです。
せかさずに待つことが、子どもの学びを深め、
親が気づかぬうちに陥りがちな“隠れ過干渉”を防ぐことにもつながります。
🌱今日の問いかけ
・あなたは最近、「ごめんね」「いいよ」を“儀式”として済ませていませんか?
・それとも「心のこもった言葉」として交わす場を、子どもと一緒に体験できていますか?
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もし「つい形だけで済ませてしまう」「どう受け止めていいか迷う」というモヤモヤがあるとしたら——
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私は、保育教諭として30年、2,000組以上の親子と向き合う中で、
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現在は、AI解析によるタイプ診断と、長年の現場知見を掛け合わせ、
お母さんの心がフッと軽くなり、お子さんの才能が輝き出すサポートをしています。
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• 保育士歴25年以上/幼稚園教諭5年(現役)
• 2,000人以上の親子と伴走/才能クリエイト協会認定 上級コーチ
• メディア: サンテレビ「ネクストニッポン」出演(2025年11月放映)
• 著書: 『愛情に秘められた親のホンネ』
• 拠点: 大阪府岸和田市(オンラインで全国対応)
• 独自技術: まなざし診断「マナシン」(商標登録出願中)× AIプロンプトエンジニア資格








