親の感情が子どもを左右する? 脳科学で分かった子育てのヒント
2025/01/15
日々の子育てで、「どうすれば感情に振り回されず、冷静に子どもと向き合えるのか?」と悩むことはありませんか?
「子どものミカタ」では、
親が感情を理解し、活用するためのグループワークを通じて、子どもとの信頼関係を深める方法を学ぶサポートをしています。
この記事では、そのグループワークの一部をご自宅でも簡単に取り組める形でご紹介します。
忙しい日常の中で、少しずつ実践することで、感情に振り回されず、親子で穏やかな時間を過ごせるヒントをぜひ見つけてください。
親の感情が子どもに与える影響
親の感情は、意識しなくても子どもに伝わります。
たとえば、親がストレスやイライラを抱えているとき、子どももその影響を受けて不安になったり、行動に変化が現れることがあります。
親の落ち着いた行動が、子どもの安心感につながるのです。
家庭でできる感情を理解するワーク
感情の信号分析
1
感情を「信号」として捉える練習をしてみましょう。
• 方法:
子どもとの日常で感情が湧いたとき、以下の質問を自分に投げかけてみてください。
• 今の自分の感情は
「赤信号(怒り・イライラ)」?
「黄色信号(不安・迷い)」?
「緑信号(安心・喜び)」?
• この信号が自分に何を伝えようとしているのか?
たとえば、:子どもが癇癪を起こした場面で「赤信号」と感じたら、「自分は疲れていて余裕がないのかもしれない」と考えます。
こうすることで、感情を冷静に受け止め、次の行動を選びやすくなります。
感情のコントロール方法を探る
2
自分に合った感情コントロール方法を見つけましょう。
• 方法:
1. 自分がイライラしたときにどのように対応しているかを書き出します。
2. 「これなら良い結果を生みそう」と思う方法を試してみましょう。
3. 一つずつ実践し、どれが自分に合っているか確認します。
感情的な反応と冷静な対応の違いを考える
3
冷静な行動を選ぶ練習をしましょう。
• 方法:
子どもの行動に対する「感情的な反応」と「冷静な対応」の両方を考えます。
• 例1: 子どもが公共の場で大声を出したとき
• 感情的な反応: 「もうやめて!」と怒鳴る
• 冷静な対応: 「静かにする練習をしようね」と穏やかに伝える
• 例2: 子どもが宿題をしないとき
• 感情的な反応: 「なんでやらないの!」
• 冷静な対応: 「どうしてやりたくないのか教えてくれる?」
まとめ
感情は、私たちにとって重要な「信号」です。
これを分析し、行動に活かすことで、親子関係は驚くほど変わります。
まずは感情の信号分析から始めてみてください。
そして、落ち着いた行動を心がける練習を日々続けてみましょう。
子どもとの関係が前向きに変化する実感を、ぜひ味わってみてください!
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
〒596-0825
大阪府岸和田市土生町
電話番号 : 090-5901-6133
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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