子どもに声を荒げたくなったら・・・
2023/12/06
子どもの日々は、発見と挑戦の連続です。子どもは、失敗することよりも挑戦することに重きを置いています。また、子どもが同じミスを繰り返しながら、経験の中で覚えていきます。
しかし、そんな子どもの姿を見ている大人たちは、苛立ちや不満という感情が自然と湧き上がりやすくなります。
たとえば、子どもが部屋の整理を忘れたり、宿題を繰り返し後回しにするなど、小さなことでも親の忍耐を試す場面は数えきれません。
理解と共感へ
親は、これらの状況に対して「またか」という感情が先行するでしょう。
しかし、その感情に反応せず、子どもへの理解と共感することに意識をすることで。親の感情も落ち着き、そして適切な言葉を選んで、子供と対話することができます。
クライアントさんは、ある日、子どもが学校の宿題をしないことに、いつものように声を荒げそうになりました。しかし、一呼吸置いて「どうしたの?」と優しく尋ねたところ、子どもは学校に宿題を忘れてきたと話し始めたそうです。
共感コミュニケーションの導入
共感コミュニケーションは、このような瞬間に特に重要です。
子どもの言葉をただ受け止め、共感することで、子どもは自分の感情や問題を安心して表現できます。共感は、単に子どもの話を聞くこと以上の意味を持ちます。
それは、子どもの立場に立って、その感情や考えを理解しようとする姿勢です。
共感コミュニケーションの具体例
クライアントさんの場合、どうして忘れたのか、いつ忘れたことに気づいたのか、今後、同じようなことがあった場合、どうすればいいかを共感コミュニケーションを試しながら、一緒に考えることができたそうです。
このアプローチにより、子どもは自分で解決策を考え、次第に宿題を忘れることが減っていったそうです。
共感コミュニケーションの効果をまとめると、
①子どもの感情表現の促進: 子どもが自分の感情や考えを安心して表現できるようになります。
②問題解決能力の育成: 子どもは自分の問題を解決する方法を学びます。
③親子の信頼関係の構築: 共感を通じて、親子間の信頼関係が深まります。
まとめ
共感コミュニケーションの重要性
共感コミュニケーションは、親子関係に深い影響を与えます。子どもの精神的成長を促し、親子の信頼関係を強化するこのアプローチは、子育ての日常において不可欠です。
あなたも、子どもとの対話に共感コミュニケーションを取り入れてみませんか?
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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