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子どもが自分で決められない理由とは? | 保育現場で見つけた親子関係のヒント | 育児に役に立つブログ

子どもが自分で決められない理由とは? | 保育現場で見つけた親子関係のヒント | 育児に役に立つブログ

2024/10/20

私たちのサービスでは、定期的にグループコンサルテーション(グルコン)を開催しています。

グルコンのテーマは、毎回変わるのですが、今回は、2回にわたって曼荼羅(マンダラ)シートづくりを行いました。

 

曼荼羅シートづくりの目的は、単に曼荼羅シートを作ること自体ではなく、それを通して「どのような変化が生まれるのか」を体感していただくことにありました。

 

具体的にどのような変化があったかについては、また別の機会にお話ししますが、今回は「なぜ多くの人が、自分で決めたことを実行できなくなってしまうのか」という点について、私なりの考察をお伝えしたいと思います。

 

このテーマに関連して、保育現場でのあるエピソードを一つご紹介します。

ある日、5歳の男の子が運動会の練習をしたがらず、先生に注意を受けている場面に出会いました。

先生は彼に「なぜ運動会の練習をしたくないのか?」と尋ねると、男の子は自分の気持ちを素直に表現しました。

しかし、先生は「今は運動会の練習をする時間だから、自分がしたいことはできない。何をするかを決めるのは先生だ」と繰り返し伝えていました。

ここで、私は矛盾を感じました。

それは、子どもが自分の気持ちを正直に伝えているのに、それを受け入れず、ただ先生の指示に従わせることが果たして本当に正しいのか?ということです。

このような矛盾は、保育現場だけでなく、親子関係でもしばしば見られるのではないかと感じたのです。

 

皆さんも、親として似たような経験をされたことはありませんか?

 

子どもが自分の意見や気持ちを伝えようとしているのに、それを否定せざるを得ない場面。そんな時、私たちはどうすればいいのか、考えさせられる瞬間があったかもしれません。

 

このような経験が繰り返されると、子どもは「どうせ自分の気持ちを伝えても理解してもらえない」と感じ、自分の意見を言わなくなってしまいます。

 

その結果、自分で決めたことを実行する機会も失われてしまう。そして、自分の意思を貫く経験がないまま大人になってしまうのではないかと、危惧しています。

では、私たち大人はどうすればいいのでしょうか?

子どもが自分の意見を尊重し、自らの決断を実行できるようにするためには、まず私たちが、子どもが素直な気持ちを表現したその姿勢を受け入れ、応援する必要があるのではないでしょうか?

グループコンサルテーション(グルコン)では、特定のテーマをもとに、参加者同士が自由に話し合う機会を設けています。あなたも、ぜひこの機会に参加してみませんか?

 

日常で感じる疑問や、他の人の意見を聞きたいテーマを持ち寄ることで、グルコンの場で新たな気づきや解決策を見つけることができます。お互いの意見を交換することで、普段は気づかなかった視点が得られることも!💕

グルコンの詳細は、LINEでお知らせしています。まだLINE登録がお済みでない方は、ぜひこの機会にお友達登録をお願いします。

「グルコン」とメッセージをいただければ、グルコンのグループにご招待いたします。あなたのご参加をお待ちしています!

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代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目

才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング

コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催

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