真の頑張らない子育ての秘訣(1)|オンライン子育て相談
2024/05/11
子育てにおいて、子どもが言うことを聞かない、いつまでも泣いている、時間に追われているといった状況では、イライラしたり、つい大声で怒ってしまうことは誰にでもあることですよね。
そんな時、一時的に泣き止ませようと叱ったり、逆に子どもの要求にすべて応じたり、親のスケジュールに子どもを合わせようとする対応が出てしまいがちです。
しかし、子どもが泣くという行動は、子どもが自分の欲求を満たすために選んでいる最善の方法です。この時に子どもの表現方法を否定することは、子どもに「自分の感情や想いを表現してはいけない」と教え込むようなものです。
もし、あなたのお子さんが、自分の意見をハッキリ主張できるようになって欲しいと願うのであれば、まずは子どもの気持ちを素直に表現できる環境を整えることが大切です。
子どもの感情を受け入れ、「〇〇して欲しいの?」「〇〇だから悲しいのね」と代弁してあげましょう。子どもが言葉では表現しにくい気持ちを理解しようとすることが大切です。
これにより、子どもは自分の要求が無視されていないと感じ、安心することができます。すぐには応じられない要求の場合は、「今はできないけれど、後で一緒に遊ぼう」といった代替案を提案するといいでしょう。
またできないことは、はっきりと伝えることも必要です。明確な規則と一貫性を持って子どもに接することで、子どもの心は安定します。心が安定すると、自分の願いどおりにならなくても、子どもの気持ちは落ち着きます。
安心できる環境が何よりも、子どもの脳の発達を促します。そのためには、親は感情的にならずに冷静に対応することが、とっても大切です。イライラした時は、まずは自分の感情を感じることが重要です。
そうすれば、日々の繰り返しのなかで、子どもは自分の感情や意志を健全に表現する方法を学び、自立心や問題解決能力を育てることが、事前にできるようになっていくでしょう。
これが私が、お勧めする真の頑張らない子育ての秘訣です。
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子どものミカタ
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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