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意外と意識していないかも!子育てにおけるネガティブバイアス|子育てのイライラを解決!

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意外と知らないかも!子育てにおけるネガティブバイアス

意外と意識していないかも!子育てにおけるネガティブバイアス

2023/12/18

育児は、予期せぬ出来事の連続、まるでジェットコースターのような感情のアップダウン。

 

例えば、朝の忙しい時間、子どもがのんびりしていると、ついイライラしてしまいますよね。

「早く着替えて、ご飯食べなさい!」

「だから準備しておきなさいって言ったでしょ!」

「いつまで時間かかってるの!!」

 

こんなふうに、子どもを急かすような言葉が口から溢れてしまいがちです。

 

しかし、その結果、子どもが何か話しかけてきても、冷たい反応をしてしまったり、本当は優しい言葉をかけたいのに、心に余裕がなかったり・・・。

 

かと言えば、子どもの無邪気な姿には大笑いしたり、寝顔を見ると何だか心が癒されたり。そんな瞬間は、心からの幸せを感じることができます。

 

育児の喜びと苦労は、いつも隣り合わせです。

 

今日は、そんな日常の中での感情の起伏に焦点を当て、脳科学の視点から育児の挑戦にアプローチしてみます。

ネガティブな感情をうまくコントロールし、育児をもっと楽しく、もっと充実したものに変える方法を一緒に探っていきましょう。

脳科学の基本とネガティブバイアス

意外としらないかも

育児でのイライラや不安、これらは単に「悪い親」であることの証ではありません。

 

実は、これらの感情は私たちの脳の深い部分で起こる自然な反応なのです。

脳科学によると、私たちの脳には「ネガティブバイアス」という傾向があります。これは、ネガティブな情報や経験をポジティブなものよりも強く、深く記憶するという脳の特性です。

 

例えば、子どもが何度言っても部屋を片付けない時、このネガティブバイアスが働くと、私たちは以前に片付けた時のことよりも、片付けなかった時のイライラを強く覚えてしまいます。

また、子どもが失敗した時や問題を起こした時の記憶が、成功体験よりも頭に残りやすいのです。

 

このネガティブバイアスは、遠い昔、私たちの先祖が生き残るために必要だったものです。

危険や脅威に対して素早く反応することが生存に直結していたため、脳はネガティブな情報を優先的に処理するように進化しました。

しかし、現代の育児環境では、このバイアスが時に私たちの感情や反応を過剰にしてしまうことがあります。

感情のコントロールと肯定的コミュニケーションの技術

育児において、ネガティブな感情をコントロールすることは、子どもとの健全な関係を築く上で欠かせません。
以下に、いくつかの効果的な方法を紹介します。

一息入れる:イライラが高まった時は、深呼吸をして落ち着く時間を持つことが大切です。短い休息を取ることで、感情が高ぶるのを防ぎます。

 

感情の認識と受容:自分の感情を認識し、それらが自然なものであることを受け入れます。感情に名前をつけ(例:怒り、不安)、それをただ観察することで、感情に振り回されることなく対処できます。

 

ポジティブなコミュニケーション:子どもに対して肯定的な言葉を使うことで、彼らの自尊心を高め、良好な関係を築きます。「できない」と言う代わりに「できるようになろう」と伝えるなど、言葉の選び方に注意しましょう。

 

共感を示す:子どもの感情や考えを理解し、共感を示すことで、信頼関係が強化されます。子どもの立場に立って物事を考え、感情を共有することが重要です。

 

これらの技術を使うことで、子どもとの間に肯定的なコミュニケーションを築くことができます。また、ネガティブな感情を上手にコントロールすることで、育児がより楽しく、充実したものに変わります。

脳科学を活用した育児のアドバイス

脳科学は、育児における感情のコントロールと肯定的なコミュニケーションに役立つ貴重な洞察を提供します。
以下に、この分野から得られる具体的な育児のアドバイスをいくつか挙げます。    

プレゼンスの重要性:子どもと一緒にいる時は、完全にその瞬間に集中することが重要です。スマートフォンや他の気晴らしを避け、子どもに完全な注意を向けることで、強い絆が生まれます。

 

感情的なミラーリング:子どもの感情を鏡のように反映させることで、彼らの感情を理解し、共感を示すことができます。例えば、子どもが悲しい時は共に悲しみ、「悲しいね」と言葉で表現することで、子どもは自分の感情が受け入れられていると感じます。

 

ストーリーテリング:物語を通じて、子どもに様々な感情や状況を教えることができます。ストーリーには、情緒的な学習や道徳的な価値を伝える力があります。

 

プレイを通じた学習:遊びは子どもの脳の発達に不可欠です。共に遊ぶことで、子どもは新しいスキルを学び、創造性を発揮する機会を得ます。また、遊びは親子間のコミュニケーションと絆を深めます。

 

これらのアドバイスを日常の育児に取り入れることで、子どもの成長をサポートし、より豊かな親子関係を築くことができます。

まとめ

今回は、育児中に直面するネガティブな感情とそのコントロール方法、そして肯定的な親子関係を築くための脳科学に基づいたアプローチについて探りました。

 

私たちの感情は、子どもとの関係に大きな影響を与えるため、これらを理解し、適切に扱うことが非常に重要です。

 

育児は時に大変ですが、脳科学の知見を活用することで、より豊かで満足のいく経験に変えることができます。感情のコントロール、共感の示し方、子どもとの効果的なコミュニケーション方法など、実用的なアドバイスを活用して、子どもとの毎日をより楽しいものにしてくださいね。

 

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子どものミカタ

代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目

才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング

コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催

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