2023/08/28
「企業のマネジメントの記事を読むと、常に子育てと共通の要素を感じます。
企業の成長において、最も重要なのは採用した人材の育成です。その際、育成の鍵となるのが「メンタリング」です。メンタリングとは、他者を本気にさせ、どんな困難にも立ち向かう勇気を与える手法です。
『他人を変えたければ、自分を変えれば良い』という言葉は、子育てにおいても通用します。親自身が模範となることが、子育てにおいて最も重要なことです。
親が子どものメンターとなり、自分の人生の歩み方や交友関係、困難や失敗の捉え方など、全てが子どもの人格や考え方、価値観に影響を及ぼします。
メンタリングこそ、子どもをマネジメントする要素となり、子どもが持つ潜在能力を最大限に引き出す手段です。目先の成果よりも、人生を成功に導くために不可欠な力を育てることが重要です。これが、いわゆる人間性を育むことです。
したがって、他人との比較や表面的な結果ばかりを追求するのではなく、子どもが将来の生活に必要な力を意識的に育むことが、メンタリング・マネジメントの核心です。問題をチャンスに変え、子どもの自律性を育む土台を築くことが、成長に寄与すると考えます。
ただし、子どもの成長は親の指導だけでなく、自己の思考と問題解決能力を養うプロセスでもあります。親が過度に制御することで、子どもは行動できない状況になります。逆に、子どもが主体的に行動する力を養うことが重要です。自律的に行動できる能力が、成長を促進し、未来の困難に立ち向かう力を養う要因となるのです。
両親の指導だけでなく、子ども自身が考え行動し、問題解決能力やリカバリー力を培うことが最も効果的です。言い換えれば、子どもの成長は、親の指導だけでなく、自己の思考と問題解決能力を育むプロセスを通じて、自己統制的な行動を可能にすることを目指しています。子育てと企業のマネジメントの類似性は、このような要点に集約されると言えます。
メンタリングの利点は、自己判断と行動ができる人材、すなわち「自立型人材」の育成において強力です。メンタリングを通じて自立型人材が育成されると、問題は即座に解決されるようになります。
このようなメンタリングのアプローチを子育てに導入することで、子育てはもちろん、お母さん自身の人生も向上することでしょう。企業のマネジメントと子育て、双方において、メンタリングの原則は価値あるものと言えるでしょう。
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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