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戦争を知らない大人たちが、子どもたちにできること|オンライン子育てコーチング

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戦争を知らない大人たちが、子どもたちにできること|オンライン子育てコーチング

戦争を知らない大人たちが、子どもたちにできること|オンライン子育てコーチング

2023/06/21

平和を守るために、親として、どんなことができると思いますか。

そのために、戦争の悲惨さを子どもに伝える必要があると思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、私は日常で、子どもの共感力と対話力を育む会話力をつけることが、平和を守る心を育むと考えています。

 

なぜなら、子どもは、大人の想像以上に感じ取る力を持っています。

だからこそ、その素晴らしい感受性を大切に、育ことができると、子どもは、相手を理解することでお互いがつながりを深めることを、肌感覚で養っていくことができると考えるからです。

そして、その土台は日常に存在します。

親たちは、子どもに何かを教えなければならない、伝えなければならないと思っている方が多いかもしれませんが、私が、保育の現場で25年間、子どもたちと関わってきた経験から、子どものもともと持っている学ぶ力についてお伝えしようと思います。

 

保育園では日々、「〇〇しなさい」という大人の声をよく耳にします。私は大人が時間に追われていることも、危険を考えて止めたい気持ちもよく理解しています。しかし、子どもたちは大人のような知識も持っていませんし、自分自身の気持ちをコントロールする力もありません。

 

また、子どもたちは自分自身で発見し、根気よく努力することによって成果を上げる過程を楽しみたいと思っています。そのため、大人のように気持ちを切り替えることは難しいです。

 

大人の指示どおりに行動できた子どもに対しては「偉いね」「上手」と褒められ、一方で大人の思い通りにならない子どもは「難しい子」「ワガママな子」「やりにくい子」とレッテルを貼られてしまうことがあります。

 

それは、子どもたちの行動を評価する際に、大人の期待に応えられた場合にのみ肯定的なフィードバックを与えることにより、子どもたちの自己評価に偏りが生じることが懸念されます。

 

実際には、子どもたちは大人とは異なる知識や経験を持っており、自分自身の気持ちをコントロールする力も未熟です。

 

そのため、大人たちはギャップを認識し、埋める役割を果たすべきだと私は考えます。子どもたちが真に必要としていることや望んでいることを理解し、子どもたちの「心の声」に耳を傾けることが重要ではないでしょうか。


例えば、A君が友達のおもちゃを奪った場合、あなたならどうしますか?

保育現場でよく見かける光景としては、

「それは〇〇ちゃんが使っていたおもちゃでしょ。〇〇ちゃんに返しなさい!」と言って、A君の手から、オモチャを奪い、お友達に渡すことがあります。

 

A君が、お友達から奪ったオモチャをお友達に渡しているのだから、なんの問題もないと考えるかもしれませんが、私は、先生もA君からオモチャを奪っているので、奪うことが悪いと言うことを教えていることになっていないのではないか。

それどころか、奪われたから奪い返していいと言うことを学習させていることになっているのではないかと考えます。

 

大切なことは、ただ「返しなさい」と指示したり、「お友だちのオモチャを取ることは悪い」ということを教えることよりも、「お友だちの持っているおもちゃが欲しかったんだね」。と、A君がお友だちの持っているおもちゃに興味を持ったことを受容し、まずは、A君と対話することが大切だと思います。

 

そのためには、子どもたちが自分の気持ちや意見を言いやすい環境を作り、大人が真摯に対話することが、で大切ですよね。そしてその積み重ねが、子どもたちは自己表現や問題解決のスキルを育むことができると私は信じています。

 

また、大人たちは子どもたちの成功や努力していることへのサポートよりも、子どもたちが失敗や困難に直面した時こそ、丁寧にサポートすることが重要だと私は考えます。

 

そのためには、大人の自身が、自分の期待や競争社会の影響に囚われず、子どもたちの心の声に耳を傾け、彼らの成長に寄り添うことが大切ではないでしょうか。

 

大人が共感力や対話力を高めることで、子どもたちは健やかに育ち、自己肯定感を高めることができます。

大人たちが、子どもたちにできること 

聴くこと
子どもたちが、感じ、考え、望んでいることを真剣に受け止め、「心の声」を聴きましょう。
 理解と共感
子どもたちが抱える悩みや困難を理解し、共感することが必要です。子どもたちの感情を理解することが大切です。
対話とコミュニケーション
子どもたちとの対話を大切にしましょう。子どもの自己表現や問題解決のスキルを育む機会をと捉え、日常から、子どもとのコミュニケーションを深めましょう。
個別のニーズに応える
子どもたちは個々に異なる興味や才能を持っています。彼らの個性を尊重し、それぞれのニーズに合わせた支援や指導を行いましょう。 
 励ましと褒める
 成功や努力を褒めるだけでなく、失敗や困難を経験した際にも励ましの言葉をかけましょう。彼らの自己肯定感を高め、成長をサポートしましょう。

共感力や対話力を身につけ、日常の中で子どもの成長と幸福をサポートしてあげてくださいね。

「子どものミカタ」がお手伝いいたします。

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代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目

才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング

コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催

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