子どもたちの根拠のない自信から学ぶ勇気と可能性|オンライン子育てコーチング
2023/06/19
もともと自信がなかった私は、自信をつけるために根拠がある自信を追い求めていましたが、保育現場で子どもたちが根拠のない自信で取り組む姿から、新たな挑戦への勇気をもたらすヒントを発見しました。
本日は、その発見となったエピソードをご紹介します。
自信には、根拠のある自信と根拠のない自信の2つの種類があります。
根拠のある自信は、経験や知識、スキルなどの具体的な根拠に基づいている自信です。
これらは、自己成長や目標達成において重要な要素ですが、自身の能力や実績に基づいているため、自信を持つのに一定の努力や準備が必要です。
つまり、根拠のある自信は、自分の努力や経験に基づいており、自己評価や自己成長につながる強固な土台となります。
一方、根拠のない自信は、明確な根拠や経験に基づかずに湧き上がる自信です。これは、自身の能力や知識に直接的な裏付けがないにも関わらず、自信を持つことができる状態です。
保育現場で子どもたちを見ていると、私はいつも子どもたちの持つ根拠のない自信に感心させられます。
それは、大人からすれば到底不可能だと思われることでも、子どもたちは自信に満ち溢れて取り組んでいるからです。
例えば、1歳くらいになると、穴に物を入れる遊びが好きです。
そのときにたまに、穴よりも大きなものを入れようとし、必死に取り組んでいます。
大人からすれば、子どもが手に持っているものを穴に入れることは絶対に不可能だと思われるサイズですが、子どもは根拠のない自信に満ち溢れています。
きっと、自分でできると信じ、果敢に挑戦しているのでしょう。
そして、自分でできない場合は、子どもたちは大人に助けを求めます。そんなときは、私も一生懸命取り組む姿勢を示しますが、子どもたちは「先生ができないから、自分でやる!」と再び挑戦し始めます。
それでもできなければ諦めます。
子どもたちの姿から学んだこと |
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・自分にできないことは他人に助けを求める |
・精一杯取り組み、諦める |
・結果にこだわらず、充実感や満足感を満喫 |
これらが、根拠のある自信と根拠のない自信の違いなのかもしれませんね。
このように、子どもたちの挑戦する姿勢や自信に溢れた姿は、大人になって忘れていたことを思い出させてくれます。
充実した人生を送るためのヒントは、成功だけにとらわれず、自身の可能性に目を向け、新たに挑戦することで自己成長や学びに焦点を当てることかもしれません。
そして、自分自身の長所や過去の成功体験を振り返ることも重要です。大人にも根拠のない自信があったのですから。
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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