人生の意味と自己効力感:幸せを追求するための考え方|オンライン子育てコーチング
2023/06/18
「あなたは、どんな人生を送りたいですか?」
普段、あまり意識していないかもしれませんが、人はいつか死を迎えます。
そして、それは突然訪れるかもしれません。子どもの方が先に亡くなる可能性もあります。
あなたは、どんな人生だったら、突然死を迎えたときでも「あーいい人生だったなー?」と思いますか?
もし我が子の命があと数年だとしたら、どんなことをさせてあげたいですか?
誰もが幸せな人生を送りたいと願っています。そして、親なら、子どもの幸せを望んでいます。
私は成功するためには、努力、忍耐、根性が必要だ!と言われる時代を生きてきました。
しかし、幸せな人生を送るために、今、嫌なことを我慢してやらなければいけない。という考えは、ほんとうにあっているのでしょうか?
私は保育現場で25年間、子どもと先生の関係をたくさん見てきました。
子どもの姿は、担任の先生によって全く変わります。
子どもらしく、のびのびと、自分のやりたいことにどんどんチャレンジしていた子どもが、先生の目を気にするようになったり。
大人しい子どもだと思っていた子どもが、先生に甘えてきたり、先生の言うとおりにしていた子どもが、先生の言うことに反抗したりと、先生の価値観の影響を受けてしまうのが子どもたちなのです。
そして幼い年齢で受けた大人の関わりは、その後の人生に大きく影響します。
なぜなら、それは、〜ねばならないという固定観念をつくり、その考えを信じて生きていくことになるからです。
もし、あなたが自分の気持ちを抑えて、自分の気持ちを言葉にできなかったり、自分を否定したり、他人をジャッジしたり、やろう!と思っているのに行動できなかったり…しているのは、すべてその固定観念のせいかもしれません。
そして、厄介なことに、たとえその固定観念に気づけたとしても、固定観念はすぐに変えることができません。なぜなら、その考え方がクセになっているからです。
いつも自分を苦しめている感情は何でしょうか?
いつもどんなことにイライラしているのでしょうか?
本当はどうしたいのでしょうか?
じっくりと考えると、自分の考え方のクセが見えてくると思います。
自分の考え方のクセが分かれば、あとは自己効力感を高めることで、たとえできないことがあっても、自分を否定することなく、今できることを考えられるようになります。
そして、これまで上手くいかなかったことも簡単に上手くいくようになるでしょう。
なぜなら、自己効力感が高まると、どんなことがあっても自分ならできると自己を信頼しているからです。
自己効力感とは、カナダ人心理学者アルバート・バンデューラが提唱した概念です。
自己効力感は、生まれつき備わっているものではなく、後天的に身につけることができます。
ですから、いつからでも、何歳からでも身につけることができるのです。
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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