子どもの自主性を育てる重要なポイント|オンライン子育てコーチング
2023/04/22
自主性を育む“質問力”の良い悪い。
子どもの自主性を育むには、子どもが自ら考え、自信を持って表現することが大切です。
そのためには、大人のサポートが欠かせません。
しかし、教育現場でも、自主性を育むつもりが、
逆にその成長を妨げてしまうことがしばしば見られます。
ある時、保育園の先生が子どもたちに
「今、何をしているのか考えてみてね」と声をかけた光景がありました。
この声かけは、おそらく自主性を育むためのものだったのでしょうが、問題があります。
どこが問題かわかりますか?
子どもの自主性を育むには、子どもたちが自ら考えたことを“実現する機会”が必要です。
もし、子どもたちが考えたことを実現できなければ、自主性は育ちません。
それどころか、子どもたちにとってマイナスになってしまいます。
そのようなマイナスの影響が続くと、子どもたちは自分で考えることをやめ、
大人の言うことを素直に聞くことしかできなくなってしまいます。
それに気づかず、大人たちは、自分たちが望む行動をする子どもたちに安心してしまいます。
もう一つの危険な落とし穴は、
子どもに「今、何しているの?」と質問することが
自主性を育むことにつながると思い込んでしまうことです。
ただ質問をするだけではなく、行動を促し、子どもたちに自分で考え、
実行する機会を与えることが大切です。
”質問力”の質の向上が、子どもの自主性の育みにとても影響するのです。
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子どものミカタ
代表: 井阪 有希
〒596-0825
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電話番号 : 090-5901-6133
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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