「この子らしさを活かす育て方」──新庄剛志監督に学ぶ、安心と信頼の育児法|大阪・岸和田のオンライン育児相談
2025/08/12
先日、実家で父と話していたときのことです。
テレビでは、いつものように野球中継が流れていました。
父は昔から、野球と相撲が好きで──実家に帰ると、たいていそのどちらかがついています。
そんな風景の中で私は、父に言いました。
「選手は、自分の出番のときに緊張するやろうけど、監督って、試合中ずっと緊張してるんやろなあ…」
ぽつりとつぶやいた私のひと言に、父は少しうなずいて、こんなことを教えてくれたのです。
「新庄監督はな、選手の使い方が上手いんやで」…その言葉が、妙に心に残りました。
ふだんはそんなに野球に興味があるわけじゃない私が、
なぜかその日だけは、「新庄剛志監督って、どんな人なんやろう?」と気になってしまったんです。
BIG BOSS──そんな愛称で呼ばれる人のことを、少し調べてみることにしました。
すると、そこには想像していた以上に深くて、やさしい“まなざし”があったのです。
たとえば──
「この選手には、もっと力があるのに、なぜ結果が出ないんだろう」
「チームに馴染めないのは、本人の問題なんやろか」
そんなふうに感じる場面は、スポーツの現場に限らず、
職場でも家庭でも、どこにでもあるのかもしれません。
でも、新庄監督のやり方は、少し違っていました。
彼はまず、選手一人ひとりの「やりたいこと」や「得意なこと」に耳をすますそうです。
たとえば、ある選手が
「自分は打者として目立ちたい」と言えば、その役割を最大限に活かせる場面を用意する。
逆に、目立つことが苦手な選手には、裏方としてチームを支える誇りを持たせる。
まるで、文化祭の実行委員長みたいだなと思いました。
歌いたい子もいれば、照明をやりたい子もいる。
裏でおにぎりを握ってくれる子だって、大事なチームの一員です。
みんなが同じ舞台で、同じ形で輝く必要はない。
それぞれの「やりたい場所」で、「自分らしく光る」ことができるように──
新庄監督は、そんな“個性のステージ”を整えているように見えました。
そしてもうひとつ、印象的だったのが、彼の“つながり方”です。
監督でありながら、選手に直接DMを送ったり、ちょっとした一言で心をほどいたり。
「失敗しても大丈夫」「ここにいていいんだよ」と、伝え続けているようでした。
ミスを責める代わりに、自分が前に出て盾になる。
批判があれば、選手の代わりに自分が引き受ける。
…そんな姿勢に、私は感動と主に、不思議な安心感を覚えました。
なぜなら、“指導する”というよりも、“信じて見守る”という姿勢。
それはまさに、「まなざし育児」と、どこか重なるものがあったからです。
新庄監督の選手との向き合い方を知るうちに、私はこんなことを思いました。
「ああ、これって、心理的安全性なんだな」と。
“心理的安全性”とは──
自分の意見を出しても、間違えても、失敗しても、ここに居場所があると思えること。
人の脳は、安心を感じているときにこそ、本来の力を発揮できると言われています。
逆に、「怒られたらどうしよう」「笑われたらイヤだな」と思っていると、脳は“防御モード”になって、のびのびと動けなくなってしまうのです。
新庄監督は、そこをとても大切にしているようでした。
選手が思いきって挑戦できるように、
その前に、「安心の舞台」を整えてあげる。
その上で、「君はこういう場面で、力を発揮するタイプだよね」と、さりげなく背中を押す。
まるで、子どもが「やってみたい!」と手をあげるその瞬間を、
ずっと前から信じて待っていたような、そんなまなざしです。
さらに私が印象に残ったのは、
新庄監督がこんな言葉を口にしていたこと。
「努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬」
…その言葉を聞いたとき、私は心の中で、そっと何かがほどけるのを感じました。
人生って、がんばる時間が長いんだよなぁ。
でも、その“がんばり”をちゃんと見てくれてる誰かがいて、
あるときふっと、「いまだよ」と光を当ててくれる。
それって、子どもにとっての“親”のような存在なのかもしれません。
努力の時間を見守り、
本番を応援し、
その一瞬に、信じてチャンスを託す。
そんなふうに思えたとき──
「監督」って、ただ指示を出す人じゃなくて、
“ひとりひとりの人生に寄り添う人”なんだと、あらためて感じました
新庄監督のまなざしから学んだことは、
そのまま「親としての在り方」にも、重なるような気がしました。
子どもが何かに挑戦しようとするとき、
結果を急いでしまうのではなく、
まずは「この子は今、どんなことにワクワクしているんだろう?」と耳を澄ますこと。
そして、小さな失敗や遠回りさえも、
「それも大事なプロセスだよ」と、肯定してあげること。
さらに、「うちの子は、この瞬間にどんなふうに輝けるんだろう?」と、
子どもの“舞台”を一緒に考えてあげること。
それってまさに、
新庄監督が選手たちにしていたことと、同じなんじゃないかなと思ったのです。
何かを“教える”よりも先に、
まず“信じて、見守る”。
きっとそれが、
人の力を引き出すいちばんの魔法なんだろうな…と、私は思いました。
最後に、こんな問いをそっと置いて、今日は終わろうと思います。
「うちの子は、どんな舞台なら、のびのびと輝けるだろう?」
その答えは、すぐには見つからないかもしれません。
でも、それを一緒に探しつづけることこそが、
育児という長い旅の、あたたかな意味なのかもしれませんね。
【まとめ】
新庄剛志監督──BIG BOSSと呼ばれるその人は、ただの名将ではありませんでした。
彼のすごさは、選手たちの「その人らしさ」に気づき、信じ、任せる力。
それはまるで、“子どもを信じて育てる親”の姿と重なるものでした。
失敗しても、受け止めてくれる安心感。
「君には、こういう場所が合ってるよ」と言ってくれるまなざし。
努力の時間を信じて見守り、“その一瞬”に光を当ててくれる人の存在──
それが、人の力を引き出していくのだと、新庄監督は教えてくれた気がします。
育児もまた、日々の“采配”の連続です。
あの子が安心できる場所は、どこだろう?
あの子の「好き」や「得意」は、どんな形で花開くだろう?
その小さなサインを見逃さないまなざしこそが、
子どもたちを、自分らしい舞台へと導いてくれるのかもしれません。
だからこそ、今日の問いを胸に──
「うちの子は、どんな舞台で、のびのびと輝けるだろう?」
その答えを探す旅を、あなたらしい歩幅で、続けていってくださいね。
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何度言っても伝わらないのは「脳のクセ」のせい。
子どもの困りごとを可能性に変える「まなざし育児」
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「伝え方」を頑張るよりも、大切なことがあります。
子育ての8割は、無意識に反応してしまう「0.3秒の脳のクセ」で決まっているからです。
私は、保育教諭として30年、2,000組以上の親子と向き合う中で、
その「関わり方のパターン」を解明してきました。
現在は、AI解析によるタイプ診断と、長年の現場知見を掛け合わせ、
お母さんの心がフッと軽くなり、お子さんの才能が輝き出すサポートをしています。
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• 保育士歴25年以上/幼稚園教諭5年(現役)
• 2,000人以上の親子と伴走/才能クリエイト協会認定 上級コーチ
• メディア: サンテレビ「ネクストニッポン」出演(2025年11月放映)
• 著書: 『愛情に秘められた親のホンネ』
• 拠点: 大阪府岸和田市(オンラインで全国対応)
• 独自技術: まなざし診断「マナシン」(商標登録出願中)× AIプロンプトエンジニア資格








