子どもの脳を知り、育児を楽しむ方法:視点を変える3つのステップ|親も子も笑顔になる3日間プレミアム講座
2024/12/08
こんにちは、キャンディです! 親子で『笑顔チャージ』の時間がやってきました。
保育現場でのリアルなエピソードを脳科学の視点で解き明かし、育児に役立つヒントに変えてお届けします。
今日のテーマは、「子どもの脳と大人の脳の違いを理解して、育児をもっと楽しむ方法!」
では早速、始めましょう。
子どもの脳と大人の脳の違い
ここで、子どもと大人の脳の仕組みの違いについて少しお話しします。
育児で「どうしてこの子は何度言ってもわかってくれないんだろう」と感じたことはありませんか? 実は、これは子どもの脳の特性によるものかもしれません。
子どもの脳は、大人の脳とは違って、主に“聴覚”や“記憶”を中心に働いています。一方、大人の脳は、感情や思考、視覚を統合して行動を判断します。
この図を見ていただくとわかりますが、子どもの脳はまだ発達段階にあるため、感じたことや記憶が行動の主なきっかけになっています。
まとめ
この違いを理解することで、子どもの行動に対する私たちの視点が変わり、感情の背景や行動の理由に気づくことができます。
補足:脳科学の観点から
・子どもの脳は「成長の黄金期」と呼ばれるほど、吸収力が高い時期。
・この時期に与える刺激や環境が、子どもの未来に大きく影響を与えます。
視点を変える3つのステップ
それでは、視点を変える方法を学んでいきましょう。
「なぜこんなことをするんだろう?」と子どもの行動に戸惑うことはありませんか?
ここでは、そんなときに使える3つのステップをご紹介します。
3ステップ | 受け止めの姿勢 | 例 |
---|---|---|
行動の背景にある感情や理由を想像する | この行動にはどんな気持ちが隠れているのかな」と考えてみましょう。 | 「おもちゃを壊してしまう子どもには、“仕組みを知りたい”という好奇心があるかもしれません。 |
行動の良い面を探す | ポジティブな側面に目を向けると、行動の意味が変わることがあります。 | 食事中に手で食べる行動には、新しい感覚を楽しみたいという探究心が隠れていることもあります。 |
子どもに問いかけてみる | 「どんなことを考えてやってみたの」と優しく聞くことで、子どもの意図を理解する機会が生まれます。 | 理由がわかれば、納得できることが多いです。 |
実践ポイント
子どもの話を聞くときは、親の意見を挟まず「受け止める姿勢」を意識しましょう。
ポジティブな面を探す練習を日常的に取り入れると、自然に視点が広がります。
私のエピソード:視点を変えた保育の経験
私自身も、視点を変えることで大きな気付きを得た経験があります。
それは、0歳児クラスを担任していたときのことです。
子どもに“教える”のではなく、まず私自身が行動で見本を見せることを意識しました。
すると、子どもたちが自分から興味を持ち、楽しそうに学び始めたんです。
その結果、みるみる成長し、1歳児クラスのお手本となるほどの変化が生まれました。
保護者の方からは「宝くじに当たった気分です」と言っていただけるほどでした。
この経験から学んだこと
・親や保育者が変わると、子どもも自然に変化する。
・教え込むのではなく、見本を見せることの大切さ。
・小さな成功体験を重ねることで、子どもの自己肯定感が高まる。
今日、学んだことを日常でぜひ試してみてください!
・子どもの行動を観察し、背景にある感情や意図を考えてみる。
・視点を変える3つのステップを日常の中で練習する。
・自分の行動を振り返り、子どもの見本になれる瞬間を増やす。
----------------------------------------------------------------------
子どものミカタ
代表: 井阪 有希
〒596-0825
大阪府岸和田市土生町
電話番号 : 090-5901-6133
教育方針のお悩みはオンラインで
----------------------------------------------------------------------
幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
子育てのストレスを科学的に理解するマンガを制作中!