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もう不安や焦りに負けない!心の痛みを成長の力に変える|オンライン子育て相談

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2024/09/22

認知的不協和とは?

 認知的不協和とは、自分の考えや信念、感情と現実との間にズレが生じるときに感じる不快な状態を指します。

 簡単に言えば、「自分の思い通りになっていない」という状況で心がざわつく感じです。

 このズレを感じたとき、人はその不快感を解消しようと様々な方法で対処します。

 

例を挙げてみましょう。

 たとえば、「自分は努力家だ」という信念を持っている人が、ある日、仕事で失敗してしまったとします。このとき、「努力家であるはずの自分が失敗するわけがない」という考えと「実際には失敗した」という現実が衝突します。この矛盾を感じると、心に不快感(認知的不協和)が生まれます。

この不快感から逃れるために、人は次のような対処をすることがあります。

    •    失敗を正当化する:「あの日は体調が悪かったから仕方ない」
    •    現実を否定する:「あの仕事は誰がやっても無理だった」
    •    自分を責める:「やっぱり自分はダメな人間だ」

 しかし、こうした対処法は、その場しのぎであり、根本的に感情を整理したり成長したりする機会を逃してしまうことがあります。

振り回される感情から自由になるには?

3つのステップ

 認知的不協和が起きたとき、感情に振り回されないための新しい向き合い方は、この「ズレ」を肯定的に受け入れ、成長のチャンスとして活用することです。具体的には、次の3つのステップで対処することが有効です。

1. 感情を正しく認識する

 まず、自分が今感じている不安や不快感を認めることが大切です。「今、私は焦っている」「失敗した自分にイライラしている」など、感情を否定せず、そのまま受け入れます。感情は、自分の内面で何かがズレていることを教えてくれるサインです。

 

2. ズレを探る

 次に、「どこにズレがあるのか」を冷静に探ります。「自分はこうであるべきだと思っていたけど、現実は違った」と、信念や期待と現実の間にどんなギャップがあるのかを明確にします。これにより、ただ感情に振り回されるのではなく、客観的に状況を見つめることができます。

 

3. ズレを成長のチャンスにする

 最後に、そのズレをどう受け止め、成長に繋げるかを考えます。「この失敗は自分の成長にとって必要なプロセスだ」「不安を感じているのは新しい挑戦をしている証拠だ」と、ズレを自分にとってのプラスな経験に変えていきます。

認知的不協和と成長の関係

 不協和は、自己成長のきっかけになります。

 成長には必ず「新しい挑戦」や「これまでと違う選択」が伴います。その過程で、認知的不協和を感じるのは自然なことです。なぜなら、これまでの自分の信念や価値観と、未来の自分が目指す目標との間にはギャップがあるからです。そのギャップがあるからこそ、成長が必要だと気づくのです。

 このように、認知的不協和を恐れず、「今、成長しているんだ」と受け止めることで、感情に振り回されずに前に進むことができます。

 

結論

 認知的不協和は一見、不快なものですが、それは自己成長や変化のサインです。

 感情に振り回されるのではなく、その感情を通じて「今、自分はどの部分で成長しようとしているのか」を理解し、積極的に受け入れることが、自由で前向きな心の状態を保つための鍵です。

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子どものミカタ

代表: 井阪 有希
〒596-0825
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幼稚園教諭5年・保育士20年目

才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング

コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催

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