2.過去「あっ!あの一言が…」この子を苦しめてしまったんやなーと気づいたんです。
2024/02/02
本日で、インタビュー記事の最終回。過去編です。
Mai:小さい頃はどんな子どもでしたか?
キャンディ:外ではおとなしい方でした。いじめられたわけではありませんが、ちょっとからかわれやすいタイプだったかもしれません。家の中と外ではまるで違う顔を持っていて、家では親の言うことをよく聞くお利口さんでした。
Mai:性格が変わったのはいつ頃ですか?
キャンディ:親の言うことを聞かなくなったわけではないですが、徐々に自分の意見を言えるようになりました。しかし、本当に大きく変わったのは、子どもが精神的な問題を抱えたときです。それが今の子育てサポートに繋がるきっかけとなりました。
Mai:その時、あなた自身はどのように変わりましたか?
キャンディ:もともと両親を尊敬しており、両親のように子どもに尽くしたいと思っていましたが、なかなか難しかったです。夫婦の関係が悪化したとき、家を継ぐことを期待されて育った長男に、「お父さんのところには、行かないでね」と言ったことばが、彼の精神的な問題を引き起こすことになりました。
しかし、そのことに気付かず、彼の精神的な病いが深刻化した時に初めて、彼の心の苦しみを知りました。その経験から、子どもの意見を尊重し、子どもに選択をさせることの重要性を学びました。
その経験がなければ今の仕事にも就いていないでしょう。彼が気づかせてくれた経験を価値あるものにするためにも日々、頑張っています。
Mai:未来についてどう思いますか?
キャンディ:未来より、今を大切に生きることを意識しています。未来は、今の積み重ねですからね。
Mai:これからの計画はありますか?
キャンディ:本を出版することです。自分の経験を共有することで、他の人のお役に立つことができれば、これほど嬉しいことはありません。
Mai:セッションやコーチングではどのような変化を目指していますか?
キャンディ:『気づき』を大切にしています。自分自身の魅力や強みを発見し、それを最大限に使って成長していけるようにサポートしています。期待以上の価値を感じてもらえるように取り組んでいます。
Mai:もしコーチングに出会っていなかったら、あなたの人生はどう違っていたと思いますか?
キャンディ:コーチングに出会わなければ、「自分が正しい」という思い込みに囚われて、他人を批判的に見る傾向が強かったかもしれません。コーチングを通じて、異なる意見を持つ人を受け入れ、理解しようとする心の余裕が生まれました。
Mai:過去に戻れるとしたら、どこに戻りたいですか?
キャンディ:子どもが生まれた瞬間の幸福をもう一度味わいたいですが、全体として過去に戻りたいとは思いません。現在があり、これからの未来が楽しみです。
Mai:これからの自分にメッセージを送るとしたら?
キャンディ:「大丈夫。全てうまくいってる」と自分自身を励ます言葉を贈ります。この言葉は、今まで不安や挫折を感じた時に、心を落ち着かせ、前向きな気持ちにし、私を支えてくれた言葉です。
Mai:最後に、読者や自分に向けての言葉があれば教えてください。
キャンディ:大人が変われば、子どもの未来も変わると心から信じています。自分自身を大切にし、認めることで、子どもの育成にも良い影響を与えられると思います。自分と子どもの両方の成長と幸せを願って、日々の子育てに取り組んでほしいです。
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子どものミカタ
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幼稚園教諭5年・保育士20年目
才能クリエイト協会上級コーチ
株式会社マインズ 社員コーチング
コーチング実績は2,000人を超え、現在は、実践練習ができるワークショップも主催
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