叱ることは、ほんとうに意味があるの?
2023/11/28
子どもたちへの叱る行為について、私は長い間疑問を持ってきました。
本日は、脳の防御機制や権力関係の観点から、叱る行為が子どもの発達に与える影響と、教育や子育てにおけるその役割と限界について探ります。
私は保育の現場で、「優しい」とか「怒らない」とよく言われます。これは、怒る必要がないと感じるからです。「怒るのはダメだけど、叱るのはいい」という考え方もありますが、これらの行為が大人の欲求に基づいていると感じています。
脳科学的観点
叱る行為は脳の報酬系を活性化させ、ドーパミンの放出を促します。ドーパミンは依存性を持つことで知られています。一方で、叱られる側の脳は「逃げるか戦う」の防御機制を発動し、特に脳の前頭前野(判断や計画を行う部位)の活動が低下します。これにより、叱られると冷静な思考が困難になります。例えば、子どもが叱られることにより、創造性や問題解決能力が抑制されるという研究があります。次に、この防御機制がどのように子どもの心に影響を及ぼすかを見てみましょう。
権力関係と叱る行為
叱る行為は、多くの場合、権力者によって行われます。権力がない側が行う場合は「叱る」とは呼ばれません。これは、叱る行為が権力の行使であり、「正解」を押し付ける行為であることを意味します。これにより、対象者の自立心や自主性が抑制される可能性があります。
アスリートの指導方法
アスリートの世界では、叱る指導は行われず、自己認識や内省を促す指導が重視されています。これは、アスリートが自らの行動を深く理解し、自分自身で改善を図ることが重要であるためです。このアプローチは、子どもたちへの教育にも有効です。
叱る行為の教育的効果
叱ることは緊急時の行動変更には効果的ですが、長期的な学習や成長には必ずしも寄与しません。叱ることが説教に発展すると、一方的な意見の押し付けになりがちです。
自発的な行動の促進
子どもがワクワクするやりたいことに取り組む機会を増やすことで、自発性や自立性を育むことができます。例えば、子どもが興味を持つスポーツ、芸術活動、または科学実験などに取り組ませることで、彼らの探究心や創造性を刺激し、自己決定能力を養うことができます。
子ども自身が選んだ活動に没頭することで、彼らは自分自身の興味や情熱を理解し、それに基づいて学び、成長することができます。
まとめ
脳科学、権力関係、アスリートの指導方法から見ると、叱る行為は子どもの発達において慎重に考える必要があります。
叱る代わりに、子どもが直面している問題を共に考え、解決策を一緒に探ることが重要です。このアプローチにより、子どもたちは自分の意見を表現し、自分の選択を理解する力を育てることができます。
これにより、子どもたちの自立心や自己決定能力の発達を促進し、より健全な成長環境を提供することができるでしょう。
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何度言っても伝わらないのは「脳のクセ」のせい。
子どもの困りごとを可能性に変える「まなざし育児」
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「伝え方」を頑張るよりも、大切なことがあります。
子育ての8割は、無意識に反応してしまう「0.3秒の脳のクセ」で決まっているからです。
私は、保育教諭として30年、2,000組以上の親子と向き合う中で、
その「関わり方のパターン」を解明してきました。
現在は、AI解析によるタイプ診断と、長年の現場知見を掛け合わせ、
お母さんの心がフッと軽くなり、お子さんの才能が輝き出すサポートをしています。
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• 保育士歴25年以上/幼稚園教諭5年(現役)
• 2,000人以上の親子と伴走/才能クリエイト協会認定 上級コーチ
• メディア: サンテレビ「ネクストニッポン」出演(2025年11月放映)
• 著書: 『愛情に秘められた親のホンネ』
• 拠点: 大阪府岸和田市(オンラインで全国対応)
• 独自技術: まなざし診断「マナシン」(商標登録出願中)× AIプロンプトエンジニア資格








